診療時間Medical hours

                                       
診療時間
内視鏡(胃のみ)
08:30~09:00
午前診療
09:00~12:30
内視鏡(胃・大腸)
12:30~15:30
午後診療
15:30~19:00

休診日:木曜日午後、土曜日午後、日祝日
午前診療の受付は 08:45~12:15 となります
午後診療の受付は 15:15~18:45 となります

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大腸カメラ(大腸内視鏡)

大腸カメラ検査について

大腸カメラ検査について大腸カメラ検査とは、ファイバースコープを肛門から挿入し、大腸全体を観察する検査です。下部消化器内視鏡検査とも呼ばれます。
スコープ先端のカメラで粘膜を観察することで、炎症や潰瘍、がん、憩室などを正確に、早期に発見することが可能です。また、スコープ先端から器具を出し、組織を切除・摘出する(生検)、止血処置をするといったこともできます。
腹痛や下痢、便秘、血便、便が細い、体重減少などの症状がある方は、お早めに当院にご相談ください。特に血便があった方、便潜血検査で陽性だった方は、大腸がんの可能性を考慮し、早急な大腸カメラ検査が必要です。

このような症状の方は
大腸カメラを受けましょう

大腸カメラをおすすめの方
  • 腹痛や腹部膨満感が続いている
  • 下痢や便秘がある、繰り返される
  • 血便が出た
  • 便潜血検査で陽性だった
  • 便が細くなった
  • 残便感がある
  • 貧血が続いている
  • 大腸ポリープを切除したことがある
  • 大腸がんになった血縁者がいる
  • 40歳以上である
  • 食習慣が乱れている
  • よくお酒を飲む、喫煙している

当院の大腸カメラ検査の特徴

特徴1 消化器内視鏡専門医が大腸カメラ検査を実施

消化器内視鏡専門医が大腸カメラ検査を実施当院の大腸カメラ検査は、日本消化器内視鏡学会の消化器内視鏡専門医である院長が担当します。豊富な知識と経験を活かした大腸カメラ検査により、正確な診断、適切な治療へとつなげます。大腸カメラ検査が初めての方でも安心してご相談いただけます。

特徴2 鎮静剤・鎮痛剤を
使用した痛みのない
大腸カメラ検査

半分眠ったような状態になる鎮静剤、苦痛を和らげる鎮痛剤を用いた大腸カメラ検査を行います。「こわい」「痛い」「苦しい」といったイメージがある方も、心身をリラックスさせて大腸カメラ検査を受けていただけます。

特徴3 下剤の内服は自宅
またはクリニック
どちらかを選択可能

検査直前に下剤を飲んで腸内をきれいにする「前処置」の実施場所は、ご自宅とクリニックからご都合の良い方をお選びいただけます。安心して前処置ができる方をお選びいただくことで、ご負担が軽減されます。

特徴4高性能な
内視鏡システムを導入

当院では、高性能の内視鏡システムを導入しています。モニターに映し出された鮮明な画像が、専門医である院長の正確な診断を支えています。

特徴5胃カメラ・大腸カメラの同日検査が可能

両検査を同日に実施することで、検査前の食事制限、鎮静剤と鎮痛剤の使用、鎮静剤を使用した場合の当日中の運転制限が1度で済み、通院回数も少なくなります。胃カメラ検査・大腸カメラ検査の両方を検討している方には、同日実施をおすすめします。

特徴6日帰りでの
大腸ポリープ切除が可能

大腸カメラ検査で見つかった「がん化のおそれがある大腸ポリープ」は、その場で切除することが可能です。がん化の前のポリープの段階で切除することが、大腸がんの予防につながります。

特徴7土曜日も
大腸カメラが可能

平日がお忙しい患者様のため、土曜日にも大腸カメラ検査を行っております。土曜日はご希望が集中することがあるため、お早めのご予約をお願いします。

特徴8リカバリー室完備

鎮静剤を使用した方には、意識・足取りがしっかりするまで、院内のリカバリー室でお休みいただけます。リラックスして、ゆっくりと過ごせる空間です。

特徴9 徹底した院内の
衛生管理

内視鏡、内視鏡検査で使用する器具は、すべてガイドラインに基づき適切に洗浄・滅菌し、厳格に管理いたします。また、可能な限りディスポーザブル製品を導入し、感染リスクの低減に努めます。

大腸カメラ検査で
わかること・わかる病気

大腸カメラ検査の流れ

大腸カメラ検査の基本的な流れをご紹介します。

ご予約

1ご予約

WEBでの予約か、当院の外来診察時に予約をお願いします。

2診察

WEB予約をされた方は、検査の5日前までに、当院で医師の診察を受けてください。

3検査の前日

検査前の3日間は、消化の良いものを食べるようにしてください。脂っこいもの、きのこ類、海藻類、生野菜などはお控えください。
検査前日、夕食は21時までに済ませ、以後は絶食です。
お水、お茶は普段通り飲んでいただけます。
便秘症状が強い方は、3日前より当院で処方するお薬を別途飲んで頂きます。

4検査当日の朝

前日から引き続き、絶食です。
お水、お茶は飲んでいただけます。
検査開始3-6時間前より、ご自宅またはクリニックで下剤を飲んでいただき、何度かトイレと往復しながら、腸内をきれいにします(前処置)。

5ご来院

ご予約された時間にお越しください。
クリニックで前処置をする場合、検査の予約時間より早めにご来院いただく必要があります。
ご希望の方には、鎮静剤、鎮痛剤を投与いたします。

6検査開始

準備が整えば、大腸カメラ検査を行います。
問題なければ、15~20分ほどで終わります。
10mm以下のポリープであれば、当院で日帰りポリープ切除を行っています。

7検査終了(結果説明・お会計)

検査後、検査画像をご覧いただきながら、当日に検査結果の説明をいたします。
生検やポリープ切除を行った場合は、詳細な検査結果がわかるまで、約2週間ほどお時間を頂いております。
気になることございましたら、何でもお気軽にお尋ねください。
最後に、お会計をお願いいたします。

※鎮静剤を使用した場合、リカバリー室で30分~1時間程度お休みになっていただいてから、検査結果説明となります。

大腸カメラ検査前日・
当日・検査後の食事

検査の前日、当日、検査後の食事についてご説明いたします。

検査前日

検査前の3日間は、できるだけ消化の良いものを食べてください。脂っこいものやきのこ類、海藻類、生野菜などはお控えください。
検査前日、夕食は21時までに済ませ、以後絶食です。夕食には、おにぎり、おかゆ、うどん、スープなど低脂肪・低繊維のものを摂るようにしてください。
お水、お茶は飲んでいただけます。

検査当日

引き続き絶食です。
お水、お茶は適量飲んでいただけます。コーヒーや牛乳、ジュースなどは検査に影響が出ることがあります。

検査後

直後は麻酔が効いているため、検査後1時間が過ぎてから飲食を再開してください。
検査後当日中の食事については、過度の飲酒、脂っこいものを避けてください。また組織を採取した方やポリープを切除した方は、検査後1週間、刺激物(コーヒー・アルコール・香辛料)を避けてください。

大腸カメラ検査の注意事項

  • お薬を飲んでいる方は、診察時にお薬手帳をお持ちください。
  • 糖尿病の薬、血液をサラサラにする薬を普段飲んでいる方は、必ず事前にお申し出ください。
  • 下剤は事前の指示通り、正しくお飲みください。ご不安がある方は、院内での下剤の内服をおすすめします。
  • 喫煙をされている方は、検査前日は減煙を、検査当日は検査まで禁煙としてください。
  • マニキュアは落としてご来院ください。
  • 眼鏡、入れ歯は検査前に外していただくため、ケースをお持ちください。
  • 貴金属類、湿布は、検査前に外していただきます。
  • 内視鏡検査で粘膜を強調する色素を使用した場合には、一時的に尿・便が青くなります。自然に戻りますので、安心ください。
  • 鎮静剤を使用する方は、当日の車・バイク・自転車の運転ができません。ご来院の際も、公共交通機関などをご利用ください。またお仕事などはせず、ご自宅でゆっくりとお休みになるようお願いします。
  • ポリープ切除を行った場合は、検査後1週間は刺激物(コーヒー・アルコール・香辛料)を避けてください。また運動、遠方への旅行・出張もお控えください。
  • 検査後、下腹部の強い痛み、血便などの異常があった時には、すぐに当院にご連絡ください。

大腸カメラ検査の費用

検査内容 1割負担の
場合
3割負担の
場合
大腸カメラ
検査
2,500円程度 7,500円程度
大腸カメラ
検査+
病理検査
3,000円~5,000円
程度
9,000円~15,000円
程度
大腸ポリープ切除 7,000円~10,000円
程度
21,000円~30,000円
程度

※上記費用は目安です。
※別途、診察料、採血費用等が必要になります。

大腸カメラ検査の
よくあるご質問

大腸カメラ検査の所要時間は、どれくらいですか?

A、特に問題がなければ、15~20分で終わります。ポリープを切除する場合には、その数にもよりますが、多少時間が延びます。鎮静剤を使用した場合は、リカバリー室で30分~1時間ほどお休みになってから、検査結果説明、お会計となります。

大腸カメラ検査には、保険は適用されますか?

A、腹部の症状や便の異常がある場合、医師が必要と判断した場合には、保険が適用されます。自費となるのは、まったくの無症状であり、かつ患者様がご希望されて行う大腸カメラ検査です。自費となる場合には、料金を含め事前にお伝えしますので、ご安心ください。

検査後、そのまま仕事に戻ったりすることはできますか?

大腸ポリープ切除などを行わなかった場合も、身体を使う仕事は不可となります。デスクワークは構いません。ただし、大腸ポリープ切除を行った場合には、デスクワークを含めお仕事はおすすめしません。
仕事のスケジュールをよく確認した上で、検査日を決めることが大切です。やはり、すぐにご帰宅になり、ゆっくりとお休みいただくのが理想です。
その他、鎮静剤を使用した場合、当日中の車・バイク・自転車の運転はできませんので、ご注意ください。

大腸カメラ検査に際し休薬が必要な薬はありますか?

A、血糖値を下げる薬(糖尿病の薬)は、検査当日休薬します。またポリープ切除を行う場合には、血液をサラサラにする薬(抗凝固薬や抗血小板薬)の休薬が必要になることもあります。高血圧の薬、心臓病の薬は医師の判断となります。いずれにせよ、一つひとつ指示をお出ししますので、ご安心ください。また服用中の薬がある方は、診察の際に必ずお薬手帳をお持ちください。

大腸カメラ検査の日、服装で気をつけることはありますか?

A、検査着へとお着替えをしていただきますので、普段通りの服装でお越しください。ただし、身体を締め付ける服装をお控えください。また、お着替えがしやすい服装だとスムーズです。

ポリープ切除の場合、痛みは感じるのでしょうか?

A、切除するのは、大腸粘膜の「粘膜層」と「粘膜下層」であり、ここには痛みを感じる神経が通っていません。そのため、ポリープ切除で痛むということはございません。ご安心ください。特に鎮静剤・鎮痛剤を使用している場合は、ほとんど何も感じずに、大腸カメラ検査およびポリープ切除を終えられます。