- 胃もたれ・胸やけ・吐き気・
胃のむかむかでお悩みの方へ - コロナで吐き気症状があることも…
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胃がむかむかする原因 - 胃もたれ・胸やけ・吐き気・
胃のむかむかで考えられる疾患 - 胃もたれ・胸やけ・吐き気・
胃がむかむかする場合の検査 - 胃もたれ・胸やけ・吐き気・
胃のむかむかの治し方
胃もたれ・胸やけ・吐き気・
胃のむかむかでお悩みの方へ
食べ過ぎた後、二日酔いなどで胃もたれや胸やけ、吐き気、胃のむかむかで辛い思いをした経験は、多くの方がお持ちです。
その日のうちに症状がなくなりスッキリするような場合には、基本的に心配いりません。しかし、症状が何日も続く、繰り返されるという場合には、何らかの病気を疑う必要があります。
- 胃もたれ
- 胸やけ
- 吐き気、嘔吐
- 胃のむかむか
- 胸や胃の不快感が続いている、繰り返される
- 症状がだんだんと強くなる、頻度が高くなった
- 強い胸や胃の不快感で日常生活に支障が出ている
上記のような症状がございましたら、お早めに当院にご相談ください。
コロナで吐き気症状が
あることも…
新型コロナウイルスの代表的な症状としては、のどの痛み・咳、発熱、鼻水、味覚障害、嗅覚障害などが挙げられます。また、吐き気や嘔吐、腹痛、食欲不振といった消化器の症状を訴える方も少なくありません。
他の病気がそうであるように、患者様によって症状の種類、重症度は変わりますが、吐き気が続く場合は新型コロナウイルス感染症の疑いもあるということにご注意ください。
当院では、発熱および新型コロナウイルス感染症、インフルエンザの疑いがある患者様を対象とした発熱外来を行っております。他の患者様と隔離したスペースで診療いたしますので、お気兼ねなく受診していただけます。
※ 事前にWEB予約をお願いしております。予約枠がいっぱいの場合は当院へお電話にてご相談ください。
胃もたれ・胸やけ・吐き気・
胃がむかむかする原因
胃もたれ、胸やけ、吐き気、胃のむかむかは、胃液・腸液が逆流したり、胃の消化機能・運動機能が障害された場合に主に発生する症状です。疑われる病気としては、逆流性食道炎、感染性胃腸炎・食中毒、機能性ディスペプシア、急性胃炎、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、食道がん・胃がんなどが挙げられます。
また、暴飲暴食、ストレス、薬の副作用、女性ホルモンのバランスの乱れなども、上記症状の原因となることがあります。
治療では、問診・検査で原因を特定し、原因に合った治療・対応を行うことが大切になります。
胃もたれ・胸やけ・吐き気・
胃のむかむかで考えられる疾患
胃もたれや胸やけ、吐き気、胃のむかむかがある場合に考えられる疾患には、以下のようなものがあります。
逆流性食道炎
加齢や喫煙による下部食道括約筋の弛緩、肥満や不良姿勢による腹圧の上昇、暴飲暴食などによる胃酸の過剰な分泌を原因として、胃酸が逆流して食道粘膜が荒れる病気です。
胸焼けや胃もたれ、のどの違和感・痛み、ゲップ、呑酸、食後の胃のむかむかなどの症状を伴います。
慢性胃炎
主にピロリ菌感染を原因として、胃粘膜で慢性的な炎症が続きます。放置していると萎縮性胃炎、さらには胃がんへと進行してしまうことがあります。
胃もたれや胸やけ、胃のむかむか、吐き気などの症状を伴います。
機能性ディスペプシア
検査では器質的な異常が認められないにも関わらず、胃の痛み、胃もたれ、胸焼け、吐き気、胃のむかむか、ゲップ、胃の灼熱感、早期飽満感などの症状が見られる病気です。
ストレス、暴飲暴食、不規則な生活、ピロリ菌感染、喫煙などが原因として挙げられます。
胃・十二指腸潰瘍
ピロリ菌感染や非ステロイド性消炎鎮痛剤の使用などを原因として、胃や十二指腸の粘膜が深くえぐれる病気です。
胃・みぞおちの痛み、胃もたれ、ゲップ、胸焼け、吐き気、食欲不振、体重減少といった症状が見られます。
胃がん
ピロリ菌感染、塩分の摂り過ぎ、喫煙などを原因として発生するがんです。
胃・みぞおちの痛み、胃もたれ、胸焼け、吐き気、胃のむかむか、ゲップ、食欲不振、体重減少といった症状が見られます。
感染性胃腸炎
細菌やウイルスの感染を原因として起こる胃腸炎です。ノロウイルス、ロタウイルス、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、腸管出血性大腸菌、黄色ブドウ球菌など、さまざまな病原体が原因となります。
腹痛、吐き気、嘔吐、発熱、下痢などの症状が見られます。
腸閉塞
過去に受けた腹部の手術による瘢痕、ヘルニア、腫瘍などを原因として、腸管が狭窄・閉塞し、消化物が適切に運ばれなくなった状態を指します。
吐き気や嘔吐、腹痛、腹部の張りなどの症状が見られます。
虫垂炎
虫垂の細菌・ウイルス感染、暴飲暴食、過労、便秘、不規則な生活などを原因とする病気です。
発症直後は上腹部で痛みが発生し、その後半日~1日ほどかけて痛みが右下腹部へと移動します。加えて、吐き気や嘔吐などの症状が見られます。
膵炎
長期の大量飲酒、ストレス、胆石症などを原因として膵臓で炎症が起こる病気です。
吐き気や嘔吐、食欲不振、腹痛、腹部膨満感、下痢、黄疸といった症状が見られます。急性膵炎の場合には、重症化し命を落としてしまうことがあります。
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胃がむかむかする場合の検査
問診では、症状、最近の食生活、服用中の薬、既往歴などについてお伺いします。
その上で、血液検査、腹部超音波検査、胃カメラ検査などを行い、診断します。胃カメラ検査の際には、組織を採取してピロリ菌検査を行うことも可能です。
当院では、専門医による鎮静剤を使った胃カメラ検査を行い、患者様のご負担軽減に努めております。どうぞ、安心してご相談ください。
血液検査・腹部超音波検査・レントゲン検査においても、最新の検査機器を採用しております。その日のうちに結果をお伝えすることが可能です。
胃もたれ・胸やけ・吐き気・
胃のむかむかの治し方
胃もたれや胸やけ、吐き気、胃のむかむかの治療法は、原因によって異なります。
主に、以下のような治療を行います。
生活習慣の改善
消化の良いものを適量摂るなどの食事制限が必要です。急性胃炎、感染性胃腸炎の場合など、絶食が必要になることもあります。嘔吐・発熱・下痢がある場合には、脱水症にも注意しなければなりません。いずれにせよ、脂っこいもの、カフェイン、アルコール、刺激物はしばらく避けるようにしてください。
その他、十分な睡眠をとること、ストレスを解消することも大切です。症状が落ち着いてからは、適度な運動を習慣づけることをおすすめします。
ピロリ菌の除菌
ピロリ菌検査で陽性だった場合には、除菌治療を行います。
ピロリ菌の感染を放置していると、慢性胃炎・萎縮性胃炎、胃がん、胃・十二指腸潰瘍など、さまざまな病気のリスクが高くなります。これらの病気の予防という意味でも、欠かせない治療です。
薬物療法
病態に応じて、胃酸の分泌を抑える薬、胃の粘膜を保護・修復する薬、吐き気止めなどを使用します。