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過敏性腸症候群・機能性ディスペプシア

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群とは過敏性腸症候群とは、大腸カメラ検査などを行っても炎症やポリープ・がんといった疾患が見つからないにもかかわらず、慢性的に腹痛を伴う下痢や便秘が繰り返される病気です。一般的な感染性腸炎と違い、腹痛→排便→軽快のサイクルを繰り返すという特徴があります。
直接命を脅かす病気ではありませんが、仕事や学業に支障が出る等の問題から、QOLが大きく低下してしまうことがあります。中には、外出自体が難しくなるという方もいらっしゃいます。
ここ最近は、ストレス社会の影響からか、学生や若い世代の方が発症することも非常に多くなっています。

4つの種類

下痢型

強い腹痛に伴い、下痢を繰り返します。中には1日に10回以上トイレに駆け込むというケースも見られます。
急な腹痛と下痢が心配で、仕事や学業に支障をきたすことが多くなります。
やや男性に多く見られます。

便秘型

慢性的な便秘が続きます。特に、緊張や不安を抱えている時に便秘になりやすい傾向があります。
コロコロとした硬い便が出ます。
中高年の女性に多いタイプです。

混合型

下痢と便秘を繰り返すタイプです。下痢が治まっても、便秘があればそれは便の異常と考え、受診しましょう。
比較的若い世代で多く見られます。

分類不能型(ガス型)

残りは、おならが増える「ガス型」を中心とした、分類が難しいタイプです。
健康な人でもおならは出ますが、においがきつい・回数が増えた・お腹の張りがあるといった時には、受診が必要です。

 

過敏性腸症候群の原因

過敏性腸症候群の原因は、ストレスにあると言われています。心身のストレスによって自律神経のバランスが乱れることで、腸の蠕動運動が亢進する、あるいは低下することで、過敏性腸症候群を発症するものと考えられます。
ストレスは、数値で表すことができません。また、まわりからは普通に見えても、ご本人は辛い思いをしているというケースが少なくありません。仕事、学業、プライベート、その他さまざまな人間関係・環境などにおいて気になることがあれば、受診の際に医師にお伝えください。

過敏性腸症候群の症状・
重症度チェック

  • 腹痛、下痢、便秘によるお腹の調子の悪さが数週間続いている
  • 繰り返される腹痛と下痢
  • 夜中に腹痛で目が覚める
  • 慢性的な便秘、硬い便
  • 残便感がある
  • おならの回数が増えた、においがきつい
  • お腹の不快感が続いている
  • 食欲不振、体重減少
  • 血便
  • 症状が心配で生活に支障が出ている

このような症状を抱えたまま生活を送っていると、さらにストレスが大きくなります。「辛い」「しんどい」と感じた時には、お気軽に当院にご相談ください。

過敏性腸症候群の検査

問診では、症状、既往歴、服用中のお薬などに加えて、思い当たる原因(ストレス)についてもお尋ねします。治療方針を決めるための大切な情報となりますので、可能な範囲でお話しください。
その上で、炎症・感染・貧血の有無などを調べる血液検査、腸以外の腹部の内臓の異常を調べる超音波検査、大腸カメラ検査を行います。大腸カメラ検査は、他の病気を発見したり、除外したりするために必要となります。
当院では、専門医による苦痛の少ない大腸カメラ検査を行っております。加えて、超音波検査は専門の超音波エコー技師が担当いたします。どうぞ、安心してご相談ください。
なお、最新の血液検査機器を導入しておりますので、即日での結果説明が可能です。

大腸カメラ検査について詳しくはこちら

過敏性腸症候群の治し方 ・
おすすめの食べ物

過敏性腸症候群と診断した場合には、主に以下のような治療を行います。

食事療法

暴飲暴食を避け、毎日3食を規則正しく摂りましょう。腸に負担がかからないよう、高脂肪食・アルコールを控えることも大切です。
下痢型の場合、脱水症にならないよう、小まめに水分を摂取しましょう。常温または温かい水、お茶をおすすめします。また、香辛料を控え、消化の良いものを食べるようにします。
便秘型の場合、バナナ、こんにゃく、海藻類、きのこ類、納豆などの食物繊維の豊富な食品、乳酸菌を含むヨーグルトや乳酸菌飲料がおすすめです。

運動療法

運動療法は、ストレスの解消法としてとても有効です。といっても、激しい運動をする必要はありません。散歩、登山、ショッピング、旅行など、好きな形で身体を動かしましょう。
また、適度な運動は、睡眠の質を向上させたり、自律神経のバランスを整え胃腸の働きを改善したりといった効果も期待できます。

薬物療法

過敏性腸症候群のタイプに応じて、腸の働きを整える薬、便中の水分を調整する薬、下痢止め、便をやわらかくする薬など、さまざまなものを使い分けます。

機能性ディスペプシアとは

機能性ディスペプシアとは機能性ディスペプシアとは、胃カメラ検査などを行っても器質的な問題が見つからないにもかかわらず、胃の痛みや胃もたれなどの胃の症状が続く病気です。
機能性ディスペプシアは、比較的新しい概念です。以前は「ストレス性胃炎」に分類されていました。
過敏性腸症候群と同様に、ストレスが発症に関与しているものと考えられます。

機能性 ディスペプシアの原因

ストレス、食べ過ぎ、生活リズムの乱れ、お酒の飲み過ぎ、喫煙などによって、胃に食べ物を溜める働き・十二指腸へと排出する働きが低下することが原因と言われています。
その他、ピロリ菌感染が影響しているとの指摘もあります。

機能性ディスペプシアの
症状チェック

  • 胃やみぞおちの痛み
  • 胃もたれ(特に食後)
  • 胃の灼熱感
  • 早期飽満感

早期飽満感とは、食べ始めてすぐに満腹感が生じ、食べるつもりだった量を食べられないことを指します。一回きりであれば基本的に心配ありませんが、何週間も続いている、繰り返しているという場合は注意が必要です。

機能性ディスペプシアの検査

問診では、症状、既往歴、服用中のお薬などに加えて、思い当たる原因(ストレス、食べ過ぎ、生活リズムの乱れ、お酒の飲み過ぎ、喫煙など)についてお伺いします。
その上で、胃カメラ検査、超音波検査、血液検査などを行います。これらの検査により他の疾患が見つからないこと、ピロリ菌に感染していないことを確認した上で、機能性ディスペプシアと診断します。
当院では、専門医による苦痛の少ない胃カメラ検査を行っております。また、15分で結果の分かる血液検査機器を導入しております。加えて、超音波検査は専門の超音波エコー技師が担当いたします。
すべての検査を、安心して受けていただけます。

機能性ディスペプシアの
治し方・おすすめの食べ物

機能性ディスペプシアと診断した場合には、主に以下のような治療を行います。

食事療法・生活習慣の改善

ストレス、食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎ、生活リズムの乱れ、喫煙などがある場合には、その改善を図ります。
食事においては、時間をかけてよく噛むこと、三食を決まった時間に摂ることが大切です。脂っこいもの、線維の多いものは、摂り過ぎないようにしてください。
主食であればやわらかいご飯・パン・うどん、主菜であれば卵・豆腐・白身魚・皮なしの鶏肉・赤身肉、副菜であればにんじん・じゃがいも・大根・カブ・ほうれん草・かぼちゃなどがおすすめです。ヨーグルトやリンゴ、バナナも良いでしょう。

薬物療法

症状に合わせて、胃酸の分泌を抑える薬、胃腸の運動機能を改善する薬、漢方薬などを処方します。
状態によっては、抗うつ薬、抗不安薬が有効になることもあります。